主治医の先生から父の余命宣告を受けてから、だんだんと容態が悪くなっていきました。
父が元気だった頃「自分の葬儀はとわにきべの里で行ってほしい」という希望を聞いていたため、母と事前に見学をさせていただきました。
葬儀の準備中にもかかわらず、会場内や待合室、遺族の控室など、全て見せていただきました。
まるで私たちの見学が終わるのを待っていたかのように、その二日後の早朝、父が他界しました。
生前、父が「自宅に帰りたい」と話していた願いを叶えるため、自宅を経由し搬送していただきました。
初めての葬儀で、喪主を務めるのも初めてだったため、分からないことだらけでしたが、父の人柄や、引出物、食事など、相談させていただきながら 何とか
決めることができました。その後は、納棺から通夜、葬儀と流れるように進んでいきました。
葬儀担当の梶村さんは、とても優しく親身に寄り添ってくださいました。
思い出コーナーには、生前父が使用していた煙草や焼酎を供えていただき、あらかじめ選んでおいた写真も綺麗に飾られており、驚きと共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
また、通夜の後にはお酒が大好きだった父の棺を囲んで、家族や親族と一緒にお酒を飲みながら父を偲ぶことができたことに、父も喜んでくれたと思います。
生前の父は、葬儀に呼んでほしい人の名前や連絡先を残しておいてくれたため、葬儀が初めての私たちでも無事に送り出すことができました。
父に感謝すると共に、事前にある程度の準備をしておくことの大切さも実感しました。
多くのスタッフの皆様のお力添えをいただき、無事に父の葬儀を執り行うことができました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。