昨年の5月に母を送り、まだその母の一周忌も迎える前に、今回は父を送ることになりました。
母を送った時にはすでに父の具合が悪く、母のお葬式に参列してもらうことも叶わなかったため、いずれその時が来る覚悟はしていたつもりでした。
母を送ってからまだ一年も経っておらず、ある程度は母のお葬式の記憶が残ってはいましたが、いざその時が来ると気持ちの余裕は全くなく、まずは前回、母のお葬式でお世話になったとわにさんへ連絡させていただきました。
式場も、母のお葬式の時に利用させていただいたとわにさんの小松内野の家族葬用の式場を、今回も迷うことなく希望しました。
トレーラータイプの落ち着いた雰囲気の式場で母をゆっくりと送ることができたので、父の葬儀も同じ場所を選ばせていただきました。
前回は井熊さんに担当していただきましたが、今回は他のご葬儀を担当されていたため、父の葬儀を担当していただくことはできませんでした。
それでも、今回担当してくださった岩本さんは、父が亡くなってからお葬式までの二日間、あまり眠れなかった私や家族に、とても親身に寄り添ってくださいました。
今回もお葬式の打ち合わせの際に、生前の父の人柄を丁寧に聞いてくださり、式場には父の思い出の写真や、晩年は大好きだったものの飲むことができなかったラガービールや日本盛を飾っていただきました。
また、納棺師さんが元気だった頃のダンディな父の姿を再現するようにお化粧してくださいました。お通夜のとき、久しぶりに父に会った親族の方々にも父のことを偲んでいただき、父も喜んでくれたと感じています。
父がとわにへ安置されてからお葬式の間、家族全員で折鶴を折りました。最後のお別れのとき、たくさんの折鶴を棺に入れることができて、とても良かったです。
担当の岩本さんには、女性ならではの細やかな心遣いで私たち家族に寄り添っていただき、無事に父を送り出すことができました。本当にありがとうございました。