12年前に祖父の葬儀を「とわに」さんで行い、父が喪主を務めました。この度 その父が亡くなり、私が喪主を務めることとなりました。
祖父の葬儀では父が打ち合わせや準備、連絡などすべて担ってくれていたため、私は何をどうすれば良いのか分からず、不安な気持ちでいっぱいでしたが、担当してくださったのが、祖父の時と同じ井熊さんで、まずはそのことに安心しました。
井熊さんは一つひとつ丁寧に説明してくださり、分からないことにもゆっくりと対応してくださいました。
特に、会場に父の思い出の写真や品を飾るという提案をしていただいた時は、家族葬を予定していたため「そこまでは・・・」と一度はお断りしました。
しかし「来てくださる方のためではなく、お父さんのために準備しましょう」と言ってくださり、父の愛読書だった時代小説や生前の写真をお渡ししたところ、とても素敵に展示していただき、会場全体が温かい雰囲気になりました。
父の写真を見ながら親族で思い出話に花を咲かせ、懐かしい時間を過ごすことができました。
また、通夜の際に話題に出た、父が好んでいた近所のお寿司屋さんのお寿司を、葬儀でご用意いただけたのも大変うれしく、父もきっと喜んでくれていたと思います。
父は生前、自分の葬儀についての希望を残してくれていました。そのおかげで、父の思い描いた通りの葬儀で送ることができましたし、家族としても思っていた以上に温かく、満足のいくお葬式となりました。
本当にありがとうございました。