母は以前より「自分のお葬式は身近な人たちだけに集まってもらって、家族葬で送って欲しい」と希望しておりました。
母の具合が悪くなった頃に、「とわに」さんで新しく家族葬専用の式場が小松にオープンするということをお聞きし、内覧会に参加しました。そこで実際に新しい式場を見学し、スタッフの方から「この式場は故人様と最後の家族旅行に出かけるような気持ちで送っていただくことを目的とした式場です」という話を聞いた時に、この式場なら母の望みに叶うと思い、こちらでお願いすることに決めました。
トレーラーハウス型の式場は、控室などもリゾートホテルのような内装で、母の言葉通りに近しい身内だけで和やかにゆっくりと送ってあげることができました。
式場内には、生前に母が好きだった焼き芋や、あんぱん、ヨーグルトなども用意してくださり、思い出の写真もたくさん飾っていただいたので、お菓式に来てくれた親戚もそれを見て、懐かしい思い出などして母を偲ぶひと時となりました。
母からお葬式の希望を聞いておくことができたので、前もってお葬式の会場や、お墓の準備などもしていたため、気持ちの整理も少しできておりました。母が亡くなった寂しさと悲しみの中でも慌てることもなく、母とのお別れに専念することができました。
この度の葬儀が新しい式場での初めての葬儀だったそうで、来てくださった方が場所を迷われたり、お葬式を担当してくださった井熊さんをはじめスタッフの方も、少し不慣れなところがありましたが、お葬式の流れから段取りまで、丁寧に案内してくださったのでとても分かりやすく、安心できました。
井熊さんに母や私たち家族に寄り添っていただいたおかげで、無事に母を送ることができました。本当にありがとうございました。